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zoom RSS 東京大学物語の世界

<<   作成日時 : 2004/09/10 08:15   >>

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江川達也さんの作品に東京大学物語があります。

もしこの作品を知っている人がいれば、ただのエロ漫画じゃないかと言われるかもしれませんが江川達也さんの独特の世界観がところどころに溢れていて、気づきの多い作品でした。
私は江川達也さんは理系の中の理系人間でないか、と思います。

これからブログの中で、私にとって印象的だった部分を紹介していきたいと思います。

偏差値教育の弊害か、全てをひとつの尺度の上に乗せたがる。世の中には独立したベクトルは無数にあるんだよ。数学的に言うと無限次元ってヤツだ」
(東京大学物語 14巻 より  吉野の言葉)


まず、「ベクトル」というものは何かといいますと、量だけでなく方向をあわせ持ったものです。
たとえば、「10キロ走る」はただの量(スカラーと言います)です。ですが、「東に10キロ走る」になるとベクトルになります。

この例で言うと、スカラーの場合「10キロ走る」と「5キロ走る」を足すと「15キロ走る」になります。ベクトルの場合は「東に10キロ走る」と「西に5キロ走る」を足すと、「東に5キロ」になります。

何かよくわからない説明になってしまいましたが、ベクトルはそういう性質を持っています。

本題に帰りますと、この吉野という人の言葉の場合、ベクトルという言葉は価値観という言葉と置き換えることができます。
要するにこの言葉の真髄は、世の中に価値観の軸はいろいろある。ということを言っている訳です。

例えば、彼女とのつきあいも大事だが、仕事も大事。この2つは全く方向が違う価値観です。
世の中はそのように方向の違う価値観に満ちている、ということです。

しかし、数学の世界では多次元のベクトルは厳密に直交していることが求められます。
ようするに、互いの関連性が全くない状態です。しかし、現実の世界では厳密に直交している(関連性のない)事項はありません。

さっきの彼女と仕事の話でいうと、方向が違っても関連性はあることがわかります。
たとえば、彼女が「仕事できる人が好き」というのであれば、仕事をすることにより恋愛もうまくいったり、逆に「仕事と私どっちが大事なの」という人であれば、仕事をすることにより恋愛は失敗してしまうかもしれません。

そういう風に考えると、この世界は直交してそうでしていない無数のベクトルからなる空間,、ということになります。

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