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zoom RSS 「わかりません」

<<   作成日時 : 2005/06/26 23:29   >>

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「わかりません」、学生のころは、授業中に良く聞いていたセリフですが、社会人になってこの言葉を聞くことがめっきり少なくなってしまいました。

それは、社会人になって知識や経験のレベルが上がったから、とプラスにとらえることもできますが、どうもそれだけが原因ではないようです。


エンジニアは専門性の高い仕事ですので、比較的年少者でも、ある分野では自分が社内での一人者となる場面が結構あります。

要するに、多少間違えたことを言っても、誰も否定できないのです。
先生という、絶対者がいた学生時代とは、様子が変わってきます。

そういう状況になってみると、「わかりません」といって自分の評価を下げるよりは、適当な事を言っておけばいい、と思ってしまうのは当然かもしれません。


とはいえ、わからないことをわからないと認めないことは、弊害が大きいと考えています。

例えば、知っている人がいないと思って、適当なことを言ったとします。

そこに実は、自分以上に詳しい人がいたとすると、その人の自分に対する評価は「わからない」と言った以上に下がってしまいます。
また、せっかく教えを請うチャンスをみすみす潰していることになります。

また、「わかりません」と言うことを、頑なに拒むことは、本人の自身のなさの現れじゃないか、と思います。

本当に、自分に自信があれば、人に教えてもらったり、自分がわからない事を公表することを躊躇したりしないでしょう。
そして、自分がわからない事を知った上で、知識の習得に努める。これが、理想でしょう。

適当なことを言って、自分も、他人もごまかしてしまうと、勉強しようという前向きな気持ちになりません。

ということで、私は「わかりません」とはっきり言える人を評価します、さらにかっこいいとさえ思っています。
(もちろん、レベルの低い「わかりません」は論外ですが・・・)



無知の知という言葉があります。
勉強して、物事を知れば知るほど、結局自分は何もわかっていない事がわかる。
これが、本当に科学を極めた人のたどり着く境地かもしれません。

人間わからないことがあって当たり前。
その事を認識し、謙虚に学び続けることが大事、そんなことを考えています。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
すみません、ツボにはまってしまった記事だったので
思わず書き込んでしまいました(^^ゞ
わたくし、畑は違いますが、僭越ながら
この記事、どこの世界でも通用する考え方だと思います。
これからも読ませていただきます<(_ _)>
通りすがりのPERO
2005/06/29 09:20
初めまして!
私は理系の大学院生で、来年からエンジニアになる者です。同じ理系としてとても参考になります。
社会人になっても「わかりません」とはっきり言おうと思います。
anntena
2005/06/30 10:28
みなさんコメントありがとうございます。

To 通りすがりのPERO さん
共感して頂いた様で嬉しいです。
これからも、よろしくお願いします!


To anntena さん
新入社員は「わかりません」が会社で一番言い易い立場です。
変な見栄は捨てて、どんどんわからないことを吸収していって下さい。
タカフミ
2005/06/30 18:07

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