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zoom RSS 科学は哲学より生まれた

<<   作成日時 : 2008/07/31 03:00   >>

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学会で名刺交換をすると、理学博士、工学博士と
博士号だらけです。まあ、学会という場が博士の
社交場みたいなものなので当たり前なのですが。

そして、その中でしばしば"Ph. D"という単語に出会います。
これは、アメリカやイギリスなど海外で理学や工学の
学位を取った方が使う、博士に相当する学位です。
つまり、留学してました、ということですね。

そして、これからが本題なのですが、この"Ph. D"は
"Doctor of Philosophy"の略、そして"Philosophy"は哲学
つまり、理学や工学を勉強した人に、哲学の学位が
与えられていることになります。


恐らく、大半の方は理学や工学と哲学は180度異なる
学問と考えているでしょうから、この話は意外に感じる
のではないでしょうか。

しかし、中世までにおいては、自然科学と哲学は
確かに近いものでした。
古代ギリシアのアリストテレスは哲学者でありながら
同時に当時の自然科学の最前線でした。

さらに、中世の自然科学は神学との結びつきが深く
研究のモチベーションは、神の作った美しい世界の
体系を理解することにあったそうです。

力学や微積分の祖で、リンゴが落ちるのを見て万有引力
の法則を考え出したニュートンも非常に敬虔なキリスト教徒
で聖書の研究なども熱心に行っていたらしいです。

このような背景があって、欧米では自然科学や工学の学位
が"Doctor of Philosophy"となっているわけです。


結局、科学のルーツは文学や芸術に近いものであり、
効率や実用性に偏重している現代の科学の方が
以上ともいえるのではないでしょうか。

私は技術者ですが、人間的、芸術的な概念を取り入れた
技術開発ができたらいいなと考えています。




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