トンデモ科学はなぜ悪いのか?
トンデモ科学と言う言葉を知っているでしょうか?
人によってはニセ科学と呼ぶこともありますが、
要は科学に見えて、科学ではないもののことです。
有名な話だと「水からの伝言」という話があります。
これは、「ばかやろう」などの悪い言葉を見せた水は
ちゃんと結晶を作れないけれども、
「ありがとう」などの良い言葉を見せた水は
きれいな結晶を作れるとの話です。
科学的には議論の余地もなく嘘なのですが
実験や結果の写真などが入っていて
いかにも科学らしい。
学校の道徳の時間に教えられたという話もあり
先生まで騙されてしまっているということで
波紋を呼びました。
ここで一つ疑問がわきます。
別にトンデモ科学でも良いではないか。
この話を聞いて、子供が美しい言葉を使うのであれば
それでよいのではないか。
一体何が問題というのでしょうか?
理由は2つあると思います。
一つは科学者自身の美意識の問題です。
この水の話自体は美しい話なのですが
その論理構造はぐちゃぐちゃで科学としてみると
非常に醜いものです。
その醜さに耐えられず、科学者が声を上げて
否定せざるを得ない状況になっています。
二つ目は、科学リテラシーの低下です。
ただでさえ、理科離れが叫ばれる中
このようなニセ科学が世に広まると
一般の人にとって、科学の本当の姿が
見えにくくなってしまいます。
このように、トンデモ科学は笑って済ませる
ものではありません。
インターネットで情報が氾濫する世の中ですが
本物を見極める目は持ちたいものです。
この記事へのコメント
それはスバラシイ!
外国の水は、外国語で話しかけた方がいいのでしょうか?
で、海の水は…???