理系スタイル

アクセスカウンタ

zoom RSS 人は対数で感じる

<<   作成日時 : 2009/05/26 00:43   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

昔、ドイツの生理学者であるウェーバーという人が
こんな実験をしました。

ある人に200グラムのおもりを持ってもらいます。
そして、1グラムずつおもりを足していって、
どこで最初より重くなったと感じたか記録します。
次に、400グラムのおもりを持ってもらって同じことをします。

すると、次のような結果が得られました。
200グラムのおもりを持っていて、220グラムで重くなったと感じた人は、
400グラムのおもりを持ったとき440グラムで重くなったと感じる。
(420グラムでは重くなったと感じない。)

これから、ウェーバー人間の感覚は刺激の絶対量でなく、
割合(つまり対数)に反応するという法則を提唱しました。


ここでいう「感覚」はいわゆる人間の五感のことを指しているのですが、
この概念は金銭感覚にも当てはまると思います。

例えば、ここに月収20万円の人と200万円の人がいたとします。
この二人の月収が10万円上がったとき、
より喜びが大きいのはどちらの人でしょうか?

答えは言うまでもありませんが、ウェーバーの法則によると
月収20万円の人の給料が10万円あがる嬉しさは、
月収200万円の人が100万円上がる嬉しさと等しいということになります。
感覚的には、とても納得できる結果なのではないでしょうか?


こんなことを考えていて、ひとつ思いついたことがありました。
このウェーバーの法則を使うと、
100円を80円に値引きさせた嬉しさと、
10000円を8000円に値引きした時の嬉しさが
ほぼ同じということになるのです。

となると、こんな行動をとる人が考えられるのです。
平日のランチは500円かけるところを400円に節約。
しかし、土曜日のデートでは5000円の予算を6000円に増額!

感覚的には2割の節約を5回して、2割の贅沢を1回なので、
差し引き節約が+4なのですが、
実際の収支は100円×5の節約と1000×1の贅沢なので、
500円の損になってしまいます。
つまり、自分は節約している感覚なのに、実際は浪費!

普段の生活を切り詰めていて、たまに「ご褒美」と称して、
旅行とか大きな買い物をしてしまう人。
そういう人は、普段の生活に少し余裕を持たせた方が、
かえって貯金ができるかもしれませんね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
人は対数で感じる 理系スタイル/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる