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zoom RSS 一流研究者の条件は空気を読まないこと

<<   作成日時 : 2009/10/23 22:59   >>

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巷では、この大不況の出口も見えつつあるという話も聞きますが、
私の会社はまだまだ絶不調…。

私の会社は3月決算なので、この10月から下期に入ります。
期が変わると予算が立てられるのですが、
ただでさえ激減していた予算がまた激減。
これは、仕事をするな、ということか?


このような不況期になるとどうしても
私の所属する研究開発部門は肩身が狭くなります。
未来の飯のタネをまいているとはいえ、
短期で考えると金食い虫になってしまいますから。

仕事を受注してくる営業やモノを作る生産部門から見れば、
「自分たちの趣味でカネを使いやがって」と、
グチの一つや二つ言いたくなる気持ちもわかります。


こうなってくると、私たち研究開発部門も会社の空気を読んで、
目先のことにしか取り組まなくなります。
すぐ、ビジネスに結びつくこと、お金をかけなくてもできることなど、
どんどん思考が縮小方向に向かってしまいます。

もちろんこんな状態では、研究開発部門の本来の仕事である
未来のタネをまくことはできません。
目の前は良さそうに見えても、少しずつ会社の活力を奪っていくのです。

そこで登場するのが、空気を読まない一流の研究者です。
彼らは周りの反対や冷たい視線をものともせず
自分の信じた道を突き進みます。

新しいことは他人には理解できないことが多いですから、
反発されて当たり前なのですね。
逆に反対されないということは、もう新しくないのです。

青色のLEDを開発した中村修二氏は、
自著の中で開発中の様子をこう書いています。

製品化の強い催促を私は完全に無視して実験を繰り返し
論文を書き続けた。
約一年間もそのような状態が続いたため、
会社とは本当に危ない関係になっていたのである。
だが、私はかまわなかった。
そのようなことより、夢の実現の方が、私には大切だったのだ。
そして、結局はそれが会社にも大きな利益を
もたらすものと確信していた。

『考える力やり抜くちから私の方法』(三笠書房)より

この時はまわりの誰もが、中村氏を問題児と考えていたでしょう。
しかし、後に彼の画期的な発明が、徳島の一中小企業を
世界に名をはせるメーカーに躍進させるのです。


残念ながら、私自身は空気を読まないことは難しいです。
ですが、せめて空気を読まない一流の研究者の足を
引っ張る存在だけにはならないようにしたいですね。

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