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zoom RSS 数学のセンスとは疑問を持つこと

<<   作成日時 : 2009/12/19 22:33   >>

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ある小学5年生がいました。

30÷6=5
これはできる。

0.1は10分の1、0.01は100分の1。
小数も知っている。

でも、
3÷6=?????????
これがわからない。

わかっている人から見ると、
不思議に見えるのかもしれませんけどね。
こんな子がよくいるらしいです。


この子がわからないこと
それは3を6でわるということの意味なのです。

30個あるものを6人で分けると
一人5個ずつになる。

それでは3個あるものを6人で分けると???
そんなの割り切れないでしょ。
ってことになるわけなのです。


こんな子はテストの点は悪かったりするのですが、
数学のセンスとしては悪くないのですね。

少なくとも、先生に少し教えられて、
何の疑問ももたずに計算ができるようになってしまう秀才よりは
よっぽどセンスがあると思います。


学問はみんなが何気なく通り過ぎるところに
いかに疑問を持つことができるか、
そんな力が重要です。

例えば、アインシュタインは、
みんなが当たり前に思う時間、空間の概念に
疑問をもちました。

そこから、相対性理論という
それまでの古典物理の世界を根底からくつがえす
理論が生まれたのです。

センスという言葉は検出するということ。
本当は答えを出すことでなく、
疑問を持つことに本当の価値があると思います。


そして、子供に算数や数学を教えるとき、
疑問をもつことを一番邪魔してしまうのは、
親や教師であることが多いのです。

せっかく子供が悩んで考え抜いてているところに、
簡単な答えを出してしまう。

それでテストの点が取れてしまうならば
安易な方向に流れてしまうのは当然です。

子供が持った小さな疑問の芽も
いつしか忘れ去られてしまいます。


何回かこのブログでも話していますが、
数学の本質は言語に近いものであってパズルではありません。

ですから、規則と結果だけにとらわれるのでなく、
その意味を考えることが、本当は重要なのです。


ただし、それは教える側に想像以上の
努力を強いるものだと思います。

例えば、分数割り算。
分母と分子を入れ替えてかけたらよい。
結果は簡単です。

しかし、なぜそうなるか、ちゃんと説明できる人がいるでしょうか?

本気で考えると、結構難しい問題です。
しかも、本質的な疑問を持つ子供にちゃんと教えるとなると…。

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