理系スタイル

アクセスカウンタ

zoom RSS 統計的思考法の本質

<<   作成日時 : 2010/05/26 00:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


数学は一般的に日常生活であまり役に立たないといわれています。

でも、最近ビジネス書などでも良く取り上げられて、
文系の仕事をしている人でも役に立つと、人気の分野があります。

それは「統計」です。

つまり、資料の数字を読み取り、結論を導く力として
統計力が注目されているのですね。


確かに、新聞や雑誌を注意して見ると、
疑問を持ってしまうようなデータが沢山あります。

一番多いのは、何かが右肩下がり、または右肩上がり
ということを強調したいがために、
グラフの縮尺や分類などに細工をした形跡のあるデータですね。


そういったものに騙されない、データの現す真意を読む力は、
特にビジネスマンの間で重要なものでしょう。

でも、私は統計という考え方には、
もっと重要なものが隠れていると思っています。

それは「白黒つかない」ものの扱い方です。

統計という考え方は、「確率」がベースになっています。

確率というと、ギャンブルとか宝くじとかを思い浮かべるでしょうが、
要するに不確定のものを数字化するわけです。

それは、統計という考え方も同じで、
例えば、この仮説は90%の可能性で正しい、
とかいう考え方をします。

90%は正しい…、つまり10%は間違いなのです。

ですから、統計から導かれる結論は、
○○である可能性が高い、とか、
○○と××は関連がないように見える、とか
どうしてもスッキリしない表現になってしまうのですね。


一方、テレビや新聞、雑誌などの論調は白黒2色です。
○○は悪い。××は辞めるべきだ。△△は敵だ。

こういった表現は、言葉として力強さがあるものの
非常に幼稚で危ういものに思えてなりません。

世の中に純粋な黒、純粋な白なんて存在するのでしょうか?
そうではないはずです。

科学的、という言い方をすると、
なんでも白黒つけられる、と思う方もいるかもしれません。

でも実際は、今まで特に反する事例が出てこなかった、というだけで、
科学的な事柄も常に覆ってしまう可能性を持っています。

科学も、意外にあいまいさを含んでいます。
そして、あいまいさを正視しなくてはいけない学問なのです。


ものごとに白黒つけるだけでなく、グレーなものをどう扱うか?

統計的思考法から得られる一番重要なことは、
そこにあると思っています。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
統計的思考法の本質 理系スタイル/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる