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zoom RSS 本当に難しい問題

<<   作成日時 : 2010/06/01 23:54   >>

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数学オリンピックで金賞をとった学生が
医学部に進学してしまうなんて…。


ツイッターでこんなことを
嘆いている人がいました。

つぶやいた人の意図は、
数学オリンピックで賞をとるくらいの人なら、
理学部に進学して数学や物理の研究者に
なってもらいたい、
ということなのでしょう。

でも、私は本当に数学オリンピックで
好成績を残す人間が良い研究者になるのか?
と疑問を持っています。


ご存知ない人のために説明しますが、
数学オリンピックとは、毎年ある都市で、
世界中の高校生が集まって、同じ問題を解き、
その点数を競うイベントです。

インターネットで過去問を見ることができますが、
やはりレベルの高い問題です。

数学に慣れていない人では、
問題の意味をとることさえできないでしょうね。


でも、確かに難しいのですが、
これらの問題には世の中にある本当に難しい問題の
一番やっかいな部分がないのです。

それが、私の疑問の正体なのですが…。


一番やっかいな問題とは、
その問題は解けるのか?
解くにに価する問題なのか?
ということなのです。

実際の世の中には解けない問題、解く意味のない問題が
あふれていて、それを選別するのが大仕事です。

研究者になって、結果を残せるかどうかを、
一番左右するのは、ここなのではないでしょうか。


数学オリンピックの問題は確かに難しいのですが、
そこに出題されている、ということは、
確実に解けることが証明されているわけです。

私は与えられた問題を解決する能力と、
問題自体を吟味する能力、
この2つは違うものだと思っています。

ですから、数学オリンピックで結果を残す人間が
そのまま結果を残す研究者になるか?
それは必ずしもイコールではないと思います。

まあ、学生自体に突出した成績を残せなかった
私のひがみだけなのかもしれませんけどね。

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