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zoom RSS エンジニアに多様性は必要なのか?

<<   作成日時 : 2011/02/10 02:38   >>

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今、会社にもダイバーシティが必要、
というようなことが、ビジネス誌などに書かれています。

ダイバーシティとは多様性、
つまり、色々な背景を持つ人を集めるということです。

特にP&Gのような、グローバルな日用品の企業などでは
こんな考え方が組織に深く浸透していて、
採用の際も、黒人、女性、同性愛者など、
マイナリティを意識的に取り入れているそうです。


そんな観点で見ると、日本の技術系の職場は
世界で一番遅れている場所かもしれません。

なにせ、理工学部卒、男性、
中流以上の家庭(大学院に進学できている)
9割以上がこの条件に当てはまってしまうでしょう。


ただし、画一的なことも、悪いことだけでなく
良い一面も多分にあると思います。

それはコミュニケーションのロスがないとうことです。

みんな、同じ背景をもっているので、
使っている言葉や概念、知識レベルなどが同じ、
だから、共通の認識を持ちやすいということです。

ですので、組織がまとまりやすく、
みんなの力を集中させやすくなるわけです。


一方、画一的な組織のデメリットは何でしょう?

一般的には思考が画一的になって、
新しいアイデアが出にくい、と言われています。

また、女性が少ないと、お客の発想ができない、
つまり多様な視点が持てないということも言われます。


でも、僕にはこれが本当に問題なのかと
不思議に思います。

というのも、ほとんどの技術者のお客は技術者だからです。

電機メーカーで仕事をしているというと、
テレビを作っているとか携帯を作っているとか
そんな仕事を想像するでしょう。

消費者が手に触れる製品を作っているということです。

でも、多くのエンジニアの実際の仕事はそうでありません。

実際は、消費者が触れる製品の部品を
作っている人が大半なのです。

確かに、最終製品を世に送り出す部門には
多様な視点が必要でしょう。

しかし、部品を作る部門に多様な視点が必要かというと
私にはその理由はわかりません。

むしろ、コミュニケーションロスを抑えて、
技術的な問題に集中して取り組んだ方が
成果が上がるような気さえします。

会社にダイバーシティが必要、などという言葉は
非常に否定しにくいのですが、
突き詰めて考えるとこれだけ疑問がわいてきます。

本当に会社に多様性は必要なのか?
錦の旗の下で、思考停止になってはいけません。


ただし、エンジニアという人に着目した時は、
やはり所属する組織に多様性があった方が
良いと思います。

それは、コミュニケーションロスが
少なすぎるということです。

いつも車に乗ってばかりいると、
身体能力が衰えていくように、
意思が簡単に通じる多様性のない組織にいると、
どんどんコミュニケーション能力が衰えていくのです。

これは、男性エンジニアが女性と話す時が
一番分かりやすい例なのですが、
実はそれだけではありません。

男女問わず、背景の違う人に出会ったとき、
普段楽をしすぎている人は、うまく意思を伝えられないのです。

そんな意味で、個人としては、
やはり色々な人に接する努力が必要なのです。


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