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zoom RSS 理系には100%と0%はない

<<   作成日時 : 2011/03/26 23:54   >>

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原発の事故を受けて、
大学教授、技術者など色々な理系の人間が
一般の人に向けて解説をするのを目にします。

ですが残念なことに、その多くは「わかりにくい」と
評判は良くないようです。

ただし、その理由を見てみると、
話し自体が理解しずらいいうこともあるのですが、
ものごとを断言しない、というところにも
大きな原因があるように思えます。


特に今は、例えば放射線に対して、
大丈夫なのか、すぐ逃げなければならないのか、
2択を求められています。

その中で、
「安全ですが、念のため、○○してください」とか
「恐らく大丈夫でしょう」
といった表現をされてしまうと、
不満に思うのも無理はないでしょう。


政治家や経営者などは、
しばしば「絶対」や「100%」という言葉を使います。

それにも関わらず、それが達成されないことも多いです。

そんな言葉に慣れている中で、科学者や技術者が
「悪いことが起こる可能性も否定できない」などというと、
逆にかなりの確率で悪いことが起きてしまうように
感じてしまっても無理はありません。


ですが、それはある意味
文化の違いによるものなのです。

科学者や技術者はどれだけ確率が高くとも
基本的には、100%という言葉は使いません。

逆に簡単に100%という科学者や技術者がいれば、
その人の言うことは信じない方が良いでしょう。
2流であるか詐欺師である可能性が高いです。


なぜなら、科学者や技術者は、
結果的にでも、ウソをついてしまうことは
非常に顔を汚されることにつながる、
というような世界に生きています。

なので、ほんの少しでも可能性があることについては、
断言することは避けるのです。


とはいっても、判断の根拠を求めて話を聞いているのに
そんな言葉では、聞くほうも困ってしまいます。

例えば、ある現象が起こる可能性が高いといっても
その確率が
80%であるのか、
90%であるのか、
95%であるのか、
99%であるのか、
99.99%であるのか、
99.999999999%であるのか
によって対応は全く変わってくるのです。

でも、それらは、言葉の上では
「可能性が高い」のひと言ですまされてしまいます。

これでは、何も情報がないのも同じです。


こういう時は聞き手にも工夫が必要と思います。

こんな時は○○と××でどちらの確率が高いですか?
と、相対的な質問を投げかけてやるのが良いです。

そうすることによって、より多くの情報を引き出すことが
できるのではないかと思います。

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内 容 ニックネーム/日時
文系と理系の違いが実に不幸な形で表面化して混乱を招いた。放射能という怖い存在がじわりと迫るのだから無理もない。私は文系だがこのことを口実に理系に不当な攻撃がかからないことを祈っている。今までのイメージが風評被害と昇華し、実害を生じさせないかはらはらしている。俗な言い方をすると
文系が逆切れして理系をかみ殺さないことを願っている。
ただの通行人
2011/03/27 20:19

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