理系スタイル

アクセスカウンタ

zoom RSS 作る仕事と売る仕事は違う

<<   作成日時 : 2011/06/04 23:12   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

最近は科学コミュニケーションという活動が
ある程度認知されてきたような気がします。

科学コミュニケーターの方のお話を聞きに行くと
理系の大学院生などが多かったりします。

話を聞いてみると、科学者の卵である彼らは
科学コミュニケーターという仕事に興味を持っていて、
将来の活動の一つとして考えているみたいなのですね。


理系の人間が、科学を伝えるということに興味を持つのは
とても良いことなのですが、まだ何か足りない
ような気がしています。

それは、あくまで彼らが研究の傍ら
科学コミュニケーションの仕事をしようとしている
ことに引っかかりを感じるからなのです。


例えば、農業の場合は
作る人、運ぶ人、売る人は普通別々です。

つまり、農家の人、運送業の人、小売業の人
領域のオーバーラップはあるかもしれませんが、
別々の人が担当しています。

これらは当然で、これらの仕事は一つ一つが非常に奥が深く、
とても一人でカバーしきれるものではないからです。

まず、作物を育てることが難しいのは言うまでもないです。

運ぶという仕事にしても、鮮度を保つためにはどうするか、
どんな輸送システムを作るか、など高い専門性が必要です。

売るという仕事も、どうやって人を集めるか
どう興味を持ってもらうか、など難しい仕事です。


一方、科学の分野では、研究者(作る人)自身が
それを運んだり、売ったりしている状況です。

それでは、運ぶ、売る仕事が軽視されたり、
クオリティーが下がることは当然です。

科学コミュニケーションには研究者にはない
高い専門性が要求される仕事だと思います。

決して、研究の片手間にできるような仕事ではありません。

まずはそれを認め、研究者から独立した職業として
科学コミュニケーターがどうあるべきなのか、
どう育成していくのか、ということを
考えていく必要があると思っています。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
作る仕事と売る仕事は違う 理系スタイル/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる