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zoom RSS 死なないことは殺すこと

<<   作成日時 : 2011/11/12 02:50   >>

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生きている人間、
じつはこの日常の中に多数の生死が含まれています。

人の一生の中で、細胞は生死を繰り返しています。
一説によると、半年ほどで体の
半分以上の細胞が入れ替わってしまうそうです。


例えば、10年前の自分は確かに今の自分なのですが、
体を作っている細胞はほとんど別のものなのです。

これだけの生死の中で、
人間が一人の個として生きられることを不思議に思います。


死ぬというとネガティブなイメージがありますが、
これはもっと上のレベルの生命が生き続けるのに
絶対必要な過程なのです。

基本的に全ての細胞は死がプログラムされており、
新陳代謝を行うことで生命を維持しているのです。


もし、体内に死なない細胞ができたとき
それを「がん」と呼びます。

がん細胞の特徴は死がブログラムされていないこと、
自分だけの増殖を考えていることです。

通常の細胞はある一定回数分裂すると死ぬのですが、
がん細胞は際限なく増殖します。
そして、栄養を大量に取り込みます。

ということで、がん細胞の増加によって
他の細胞に十分栄養が行き渡らなくなり、人は死ぬのです。

がん細胞はとにかく利己的に増えようとしますが、
その結果、宿主である人間を殺してしまい、
自らの死も早めてしまうのです。


こんなことを考えてみると、
そのメカニズムが組織に非常に似ていることに気づきます。

例えば、会社を考えた時、会社は人間という細胞から成っています。
人間の入社や退社を繰り返しながら、会社は存続していくのです。

しかし、ここで辞めない利己的な社員が現れたとします。
すると、彼は会社の資産を食い潰し、自分のためだけに使います。

当然、その社員は自己の繁栄を願っているわけですが、
自分の存在で会社の死をはやめてしまい、
結果、自分の死期をも早めてしまうのです。

つまり、死なないことは、自分の上位レベルのものを
「殺す」ことにつながるのです。

残酷ですが、これはこの世の真理のように思えます。


願わくば、いつか必ずやってくる自分に対しても
いさぎよくありたいものだと思います。


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