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zoom RSS なぜ、日食はこれほど正確に予測できるのか?

<<   作成日時 : 2012/05/22 03:00   >>

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5月21日は金環日食で盛り上がりましたね。

朝からSMAPがライブをやっていたりして、
ちょっとしたお祭り気分でした。


さて、今回の日食は都内を含む
日本の多くの地域で観測可能ということで
話題になりました。

次に都内で同様な日食が観測できるのは
2312年4月8日とのことですから、
非常に珍しいことなのですね。


恐らく、多くの人はこの話を聞いて、
「ふ〜ん」くらいにしか思わないでしょうが、
よく考えると300年後のことが正確にわかるって
ものすごいことだと思いませんか?

そして、この300年後の予測は、
ほぼ確実に当たるのです。


その反対に、天気予報なんて、
明日のことでさえ確実ではありません。

雨は降らないと言っていたのに、
急な雨に降られてあたふたすることもあれば、
雨が降るといって用意していたのに、
実際は傘が無用の長物になったりなど、
よくある話です。

また、地震予測なども研究は進められていますが、
まだ実用レベルとはいえない段階です。


一方は300年後のことが予測できて、
一方は半日後のことさえわからない、
これはどういうことなのでしょうか?


一言でいってしまうと、
日食に影響を与える天体の運動は
「単純」な問題なのです。

ここでいう「単純」というのは、
影響を与えるものの数が少ないということです。

つまり、太陽系の場合、太陽の重さが他の星に比べて
桁違いに大きく、日食の場合太陽と月と地球の3つの運動に
単純化することができるのです。

一方、天気を物理的に予測しようとすると、
非常に多数の地点の温度や風などが必要になり、
考慮しなくてはならない運動や温度の数が
桁違いになってしまいます。

こうなってしまうと、コンピュータではお手上げで
経験と勘で予測するしかありません。
ですから、天気予報の精度はどうやっても
落ちてしまうのです。


科学の中にも、解きやすい問題と解きにくい問題があります。
そして、それは考慮しなくてはならないものの「数」が
影響しているのです。

科学技術を見るときに、こんな視点をもつと
面白いかもしれませんね。


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