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zoom RSS 人に聞くことは難しい

<<   作成日時 : 2012/07/17 03:08   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0


私は比較的規模の大きい企業に勤めていますが、
ときどき思いがけない、情報伝達の落とし穴に
はまっているのを見かけます。

というのは、隣の部屋にスペシャリストがいるのに
ある問題のことで一人で悩んでいるというケースです。

10分ほど相談する時間があれば解決するのに、
それができずに何日も悩んでいたりします。

これは、会社全体としては、
大変な損失となっているでしょう。


これには二つの問題があって、
一つはそもそも誰が知っているのか知らないというケースと
もう一つは誰に聞けばいいと大体わかっていても
躊躇してしまうケースがあります。

前者の問題にしても、まずは身近な人に
「誰に聞けばわかるか」を聞いていけば
いつかは知っている人にたどり着けるわけなので、
根本的な問題は「聞く」ことを躊躇してしまう
ことにあるといえると考えています。

それでは、なぜ人に聞くことを躊躇してしまうのでしょうか?

普通、エンジニアの中では質問するのであれば、
自分である程度調べてから、という文化が強いです。

あまり下調べをせずに、基本的な問題を専門家に尋ねると
露骨に嫌な顔をされることも多いです。

そして、それが心理的な障壁となって、
本当に難しい問題だったとしても、
人に聞くことを躊躇してしまうのでしょう。


一方、「聞く」ことが得意な人もいます。

相手が少しくらい嫌な顔をしても、お構いなしに質問し
自分の仕事を進めていくタイプです。

この手の人は世渡りが上手いのか、
また実際成果が出やすいこともあって、
どんどん出世していく傾向があります。

ということで、相対的に管理職にこの手の人が
多いことになります。

となると、「聞けない」部下と「聞ける」上司
という構図が生まれるわけです。


こんな時「聞ける」上司からしてみると、
人に「聞けない」部下がとても不思議に思えるようです。

「聞く」と言うこと自体は一見
何のスキルもいらないように見えますから、
人に聞けないことが理解できないのです。

ただ、部下としては、人に聞くことは
心理的な障壁が高く、決して簡単なことではありません。

ということで、上司と部下の間に
大きな意識の違いができてしまうのです。


私はこの話でいうと部下の立場なので
ときどき、こんな葛藤に陥ることがあります。

ただ「聞く」ということは、
それほど簡単なことではないのです。

人に聞くことは本当は難しいことで、
それが気軽にできる人はある種のスキルを持っている。

人の上に立つ人には、
そんな認識が必要なのではないかと思います。


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