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zoom RSS 論理では社会の問題は解決できない

<<   作成日時 : 2017/05/07 19:51   >>

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数学を好きな人は、その完璧な論理体系を
美しいと感じる人が多いようです。

つまり、数学以外の問題だと、
白か黒かだけでなく、グレーという答えに
なってしまうことが多いです。

一方、数学は全てを白か黒かに
分けてしまう学問だということです。

しかし、いくら数学や論理が美しい体系で
あったとしても、それで社会の問題を解決
することはできないのです。

それは、数学自身によって示されています。


ゲーデルの不完全性定理、という言葉を
聞いたことがあるでしょうか。

この定理が、数学では証明できない問題がある
ということを数学的に示しているのです。

例えば、最近流行りのダイバーシティ(多様性)
という言葉があります。
これは、人種や男女、国や言語、性的な志向も含めて、
多種多様な価値観を認めましょう、という考え方です。

現代の価値観の根幹、ともいえる思想と
いうことができるでしょう。

しかし、数学では、ダイバーシティが大切である、
ということを証明できません。

というのは、ダイバーシティが大切であれば、
「多種多様な価値観を認めない」という価値観も
尊重しなくてはなりません。
そうして自己矛盾を起こしてしまうのです。

これが、数学では証明できない論題がある
という数学の証明なのです。


一方、数学的に矛盾を生じない思考は美しいです。
例えば、この聖典は絶対である、とか
○○民族は他の民族より優れている、など
といった考え方です。

これらは、「○○原理主義」などと呼ばれており、
現代であれば、テロリズムや紛争の原因となっており、
近代であれば、黒人奴隷やホロコーストなど、
人類の汚点となる思想に結びつくのです。

現代に生きる、成熟した人間であれば、
世界がこのような思想で満たされるべきである、
とは決して思わないでしょう。


となると、あるべき姿に近づくには、
論理的には不完全な思考を採用せざるを得ない
ようなのですね。

論理では社会の問題は解決できません。
答えは白か黒ではなく、グレーにあるのです。


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