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zoom RSS 理系的・前例踏襲主義

<<   作成日時 : 2009/09/16 22:00   >>

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新技術の開発には、コアとなる部分があります。

その部分はちゃんと作りこむのですが、
その他は結構いい加減に決められることもあるのですよね。


例えば、こんな話があります。
「テレビの走査はなぜ左から始まるのか?」

テレビというものは、実は画面を線に分割して、
情報を送信しているのですが、
その起点が左上だというのです。

この理由をテレビの発明者に聞くと意外な理由。
「それは、私が右利きだからだよ」

つまり、黒板に横線を引く時、
右利きの人だと左から右に線を引きます。

だから、左から右へ走査するのが自然だったとのコメントでした。
さらに、このようにも、言っています。
「もし、私が左利きなら、テレビの走査は右から始まっていたでしょう」


ただしそれは、発明者しかわからないことです。
何も知らない人から見れば、テレビの走査が左から始まるのは、
技術的な深い背景があると思っても仕方がないでしょう。

はたから見れば、こんなしがらみにとらわれるのは
バカらしく思えるのですが、エンジニアにしてみれば、
ある意味やむおえないことなのですよね


というのも、ある程度の経験をつんだエンジニアには、
必ずこの逆の経験があると思います。

つまり、これは「意味のないことだろう」と判断して、
材料や設計を変えたとたん、不具合が生じてしまうケースです。

一回これで痛い目にあってしまうと、
できるだけ変更はしたくなくなるのですよね。


ということで、新商品を開発する時、目玉となる変更部分以外は
何ごとも前例踏襲、前例踏襲、前例踏襲、前例踏襲
量産実績があるものほど強いものはない!

とうことで、いつのまにか固定観念にしばれてしまうのです。


これはある程度仕方がないことなのですが、
大切なのは、自分が前例踏襲していると意識すること。

つまり、これは改善できる可能性があるかもしれないけれど
リスクと天秤にかけて、前例をたどったと明確にするのです。

そのような心がけだと、単なる前例踏襲も
自分で積極的に選んだ「決断」になるわけです。

固定観念をメタ認知できる。
優秀なエンジニアはそういうものだと思います。

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