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zoom RSS 研究職、開発職、生産技術職の序列

<<   作成日時 : 2013/12/10 01:27   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 3

日本のメーカー、特に研究所を持つような大企業では、
理系の職業に妙な序列ができています。

つまり、一番上位が先行技術の研究を行う研究職、
その次が現在の顧客のニーズを満たす開発職、
その次が生産をみる生産技術職、という具合です。

ひにくれた見方をすれば、
今現在、お金にならないことほど高くなっている、
武士は食わねど高楊枝、ということなのでしょうか。


まあ、当の企業は対外的に、
間違っても採用プロセスでこんなことを言うことは
決してないのですけどね。

どの部署も、等しく平等というスタンスです。


ただし、実際に大企業のメーカーに就職して、
配属される人の学歴を見てみれば、
こんな序列があるのだと、
嫌でも感じさせられることになるでしょう。

研究所に配属されるのは、有名大学卒業者ばかりです。

もちろん、学歴が実力ではないので、
実際には研究部門ばかりに実力者が行くわけでは
ないのですけどね。

それでも、会社の意図はありありと感じることができます。


さらに、研究部門から開発部門、生産部門への異動はありますが、
その逆は一般的な人事異動ではほとんど見ることができません。

これは、官僚の組織などで、
一番優秀な人はいつまでも官僚のままで出世していくのに対し、
まわりの人間が天下りをしていくのに似ています。

天下り先から、また中央に戻ることはありませんしね。

つまり、研究所こそが最優秀の人間がとどまる組織で、
ついていけなくなった人が事業部門(開発・生産)に回される、
というような流れができているということです。


ですから、学生や社員も研究部門に憧れを持ち、
優秀な人ほど研究部門に入り、留まることを希望するわけなのですね。


そんなシステムなのですが、
今ここが国際競争上、足かせになっていると思っています。

今、大躍進をしている韓国や中国のメーカーでは、
逆に、研究部門より生産部門を希望する人が多いようです。

なぜなら、事業部門に近い方が、企業が大きな利益を残した時の
インテンシブが大きいようなのですね。

ということで、韓国や中国のメーカーでは、
会社で一番優秀な人達が生産や開発部門に入り、
どんどん利益を伸ばしていきます。

一方、日本では、一番優秀な人は研究所の中にいて、
5年、10年後を見据えた研究を行っているのです。
多大な研究費を使いながら…。

もちろん、先行研究はメーカーにとって大事なことですが、
現状は著しくバランスを欠いているような気がします。


よく日本は、先端研究までは世界のトップだが、
事業化の際に、一気に海外メーカーに負けてしまう、
ということが指摘されています。

それには、こんな研究職優遇の雰囲気も
要因になっているのでしょうね。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
出世しやすいのは生産、開発、研究の順です。研究は高学歴を詰め込むけど、あまり出世できずに終わるんですよね。
あか
2013/05/22 00:48
文面から研究職でない方が書かれた記事かと感じました。
mgls
2013/12/18 12:43
Intensive?incentive?
NK
2014/02/04 09:54

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