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zoom RSS 西洋医学と東洋医学の違い

<<   作成日時 : 2011/07/18 07:02   >>

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手術や薬などにより、
悪い部分を取り除こうとする西洋医学。

一方、漢方や生活療法により、
体全体のバランスを整えていこうとする東洋医学。

近代医学の発展は西洋医学の貢献が大きいのですが、
ここにきて東洋医学の考え方も見直されています。


この西洋医学と東洋医学の考え方の違い、
それはモノを分けて考えるか、全体で考えるか
の違いといえるのです。

手術によって病気の部分を切り出すこと、
これは対象としている病気に対しては、
とても効果的な治療方法です。
なぜなら、病気自体が取り除かれてしまうのですから。

ただし、人の体を全体で考えると、
それは本当にベストなのかという疑問が残ります。
つまり、取り除いたことによって、
体のほかの部分が悪くなってしまうかもしれません。


西洋医学がここまで進歩した理由、
これは病気をとことん細分化してきたことにあります。

つまり、病気を分析して要素ごとに分けて、
その要素を取り除くことに集中してきたのです。

ここで重要なのは分ける作業です。
分けるとは病気に関係する部分と関係しない部分を分けて、
関係ない部分を無視することです。

そういう意味で、西洋医学を発展させてきたのは
ある部分を無視することと言いかえても過言ではありません。

ただし、ここにきて、無視してきた
影響の少ないはずの効果が積み重なり、
思わぬ副作用が起こったりしているのです。


一方、東洋医学はこのように分ける事をせず、
あくまで体全体での健康を目指すものです。

バランスを重視するので進歩は遅いですが、
副作用などは比較的小さいです。


このように考えると、ナチュラル指向の現代では
やっぱり東洋医学の方が良いのではないか
そう感じる方が多いかもしれません。

しかし実際は、分けることをせずに、
全体を扱うということは言うは簡単ですが、
実際は非常に難しいことです。


物理学には3体問題という根本的な問題があります。
これは、地球と月という2つの物体の問題は厳密に解けるが、
地球と月と太陽という3つの物体になると
厳密に解くことはできない、というものです。

こんなとき、物理学ではある影響を無視して、
全てを2つの物体の問題に近似して解いているわけです。
つまり、分けて(無視して)解いているのです。


物理でさえこんな状況なのですから
人間のような複雑な構造のものを
分けずに扱うことなど人知を超えることなのかもしれません。

批判をうけがちですが、分けること(無視すること)も、
医学の発展には欠かせないことなのです。

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