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zoom RSS 大切なのはネグる力

<<   作成日時 : 2011/08/30 03:22   >>

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ネグレクト、直訳すると「無視」となりますが、
あまり印象の良くない言葉です。

最近、この言葉が使われるのは、
親の育児放棄を指すことが多いからかもしれません。

でも、この無視するということ、
理系の仕事では非常に重要な意味があるのです。


高校入試の物理の問題などを見てみると、
ただし書きとして、やたら「○○は無視する」
という言葉が出てきます。

例えば、床との摩擦は無視するとか
糸の質量は無視するとか、
反射は無視する、などです。

受験問題は与えられるものですから、
それでも良いのですが、
実世界に出て、真の問題にぶつかったとき
ある効果を無視するか、無視しないか、ということは
非常に大きな問題となってくるのです。


無視するかどうか判断できなければ、
とりあえず無視しなければいいじゃないか、
と思われるかもしれません。

ですが、ある現象を無視しないと、
問題がとても複雑になったり、
そもそも解けなくなってしまったりします。


もちろん、無視できないものを無視して
異常な結果をだしてしまうこともありますし、
ある状況では無視して問題なかった効果が、
似たような状況では無視できなかったり、
ということも良くあります。

また、ある効果を無視して算出した結果を
その効果が無視できない状況で使って
異常な結果が出てしまうということもあります。


技術の世界では、ある現象を無視することを
英語のネグレクトから「ネグる」と言ったりします。

このネグることは、研究開発の中でも
研究者や技術者のセンスが表れる重要な部分です。

何を考慮するか、ということよりも、
何を無視するかという視点が重要なのですね。

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