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zoom RSS エンジニアが現役で生き残るためには

<<   作成日時 : 2012/03/12 00:38   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


よく、エンジニアは賞味期間の短い職業だ、
つまり若いうちにしかできない職業、という見方がされています。

というのも、特にソフト業界のように技術の進歩が異常に早い世界では、
年を重ねるごとに、最先端の技術についていけなくなるからです。


たとえば、蒸気機関車と電車を考えてみましょう。
蒸気機関車は石炭で走りますし、電車は電気で走ります。

当然、蒸気機関車の設計と電車の設計は、
全く違ったものになるわけです。

時代が電車に変わってしまうと、蒸気機関車の設計技術は
もはや役には立たないものになってしまいます。

ベテランは経験が持ち味なのですが、
その経験がいきなり役に立たないものになってしまうのです。

もちろん、蒸気機関車が電車に置き換わるのは、
数十年の年月をかけてゆっくりと変わりました。

ですから、エンジニアの世代交代につれて、
徐々に移り変わることができたのです。

しかし、現在はこれと同じ変化が
5年や10年のサイクルで、急激に行われます。

すると、エンジニアとして一つの技術で一生を過ごすことが
できなくなってしまうのです。


ですので、エンジニアのキャリアとして、
早めにマネジメントができる人材になることが必要、
というお話をよく聞きます。

技術は変わっていくので、変化が少なく経験の力が強い
人の管理の仕事に移っていくのが良い、というわけです。

でも、エンジニアという職業はいわば職人のようなものですから、
いつまでも現役でいたい、と願う人も多いです。
(実は私もその一人なのですが…)

どうすれば、いつまでも現役のエンジニアとして
仕事を続けることができるのでしょうか。


もちろん、一番重要なことは、いつまでも勉強を続けることです。
新しい技術を習得しようとする意思を持ち続けることが
現役のエンジニアでいられる第一条件でしょう。

しかし、新しい技術を身に付けるという意味では、
ベテランエンジニアでも新人エンジニアでも同じ土俵です。

それだったら、給料が安く、使いやすい新人の方が良い、
経営者だったら、そう考えてしまうと思います。


それでは、ベテランエンジニアが勝負できる領域は
どこにあるのでしょうか?

私はそれは「広さ」にあるような気がするのです。
一つの技術だけだと若い人に簡単に追いつかれますが、
広さは時間をかけないとどうにもなりません。

また、一つの技術が陳腐化してしまっても、
他の技術で活躍することもできるかもしれません。

さらに、ある二つの技術、
例えば、車とIT、バイオとエレクトロニクスなど
異なった技術が融合される時、
うまく全体を最適化させることだけは、
やっぱり広い経験が必要になってきます。

ですから、「深く」だけでなく「広く」技術を磨くことは、
エンジニアにとって有効なキャリアアップになるでしょう。


エンジニアというと一つの技術に打ち込む、
そんな姿勢が美徳とされてきたような面があります。

でも、息の長いエンジニアになるためには、
深さよりも、むしろ広さの方が重要なのかもしれません。



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