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zoom RSS 3人いれば文殊の知恵のウソ

<<   作成日時 : 2013/07/29 06:49   >>

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3人いれば文殊の知恵、というのは
古くから言われていることです。

でも、この言葉に疑問を感じることが少なくありません。

例えば、会議で話合った結果、
何でこんな変な結論になるかな?
というような経験をお持ちの方も多いでしょう。

これだったら、一人で考えた方がましだ…、と。

僕の経験を考えてみても、
技術的な話であれば、各人の専門分野を持ち寄り
良い方向に行くことが普通なのですが、
委員会の運営方針とかボヤッとしたことを決める場合は
何か変な結論になってしまうことが多いです。

なぜ、こんなことが起きるのでしょう。

ヒントは出席者各自の独立性、
にあると考えています。

このことを理解するカギは、
逆に、3人いれば文殊の知恵が成り立つ
と言われている状況を考えることにあります。

多数決が正しい答えを出すことを実証されているのが
マーケットの世界です。

例えば株価は、バブルなどで
一時的に変な値になることもありますが、
最終的に合理的な値に落ちつくといいます。

また、この金塊の重さはどのくらいでしょう、
といった程度を答えるクイズ問題などは
大勢の人の答えを平均すると、
不思議と正解に近づくことが多いそうです。

このような状況と会議室で何かを決める状況
一番大きな違いは何でしょう?

それは各自が本気で問題に取り組んでいるか。

会社の会議で何かを決める場合、
上司や部下の関係もあるでしょう、
部門間の調整などの問題もあるでしょう。

なにせ、目の前の問題以外に考慮する
組織や人間的な事情が多くなってきます。

ある人の鶴の一声で決まっていることが分かっていれば
それ以外の人は何をいっても無駄だと
本気で考えようとはしません。

また、ある人の仕事がなくなってしまう、などの理由で
本当に取るべき施策が実行できない、こともあるでしょう。

そんな結果、英知が集まったはずの会議で
変な結論を出してしまうのです。


逆に、先ほどの例、マーケットやクイズなどの問題は
各々が問題解決のための最善を持ち寄った結果が
集められているのです。


結論として、3人いれば文殊の知恵は間違いではありません。

ただし、しがらみなく参加者全員が問題解決に当たる
そして、その意見は平等である、ことが条件です。

この条件、特に日本の企業の会議では、
かなり難しい条件だと思うのですね。


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