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zoom RSS なぜエンジニアが尊敬されなくなったのか?

<<   作成日時 : 2018/12/09 02:21  

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

最近ものづくりに対する敬意というか、
尊敬が社会から失われている気がします。

つまり、ものづくりを担当するエンジニアが
世の中であまり尊敬されなくなったということです。

しかし、これはある意味当たり前のことだ
と思うのです。


理由は簡単です。
「作る」ことよりも「売る」ことの方が、
経済の付加価値が高くなったからです。

昔は「いいモノを作れば売れる」という時代でした。
この場合はもちろん作ることに付加価値があります。

しかし、今の世の中では、良いモノを作ることより、
売ることの方が難しいので、その付加価値が高く、
相対的に作る付加価値は低くなるのです。


昔、松下幸之助は「水道哲学」を唱えました。

水道のように安くて良いものを供給して、
世の中を豊かに、幸せにしたいという哲学です。

この哲学は現代社会では実現されてしまいました。

そうなるとその先にある世界、
いかに人に魅力をわかってもらえるか、
ということが勝負の明暗を分けます。


これは大きな流れですから、
決して逆らうことはできません。

となると、これからのエンジニアは、
「作る」ことだけでなく「売る」ことを
学ばなくはならないのです。


例として、「農業の6次産業化」という言葉があります。

これは、農業(作ること)の付加価値が低いので、
加工や販売まで取り込むことによって、
付加価値を高くしようという活動です。

生産者の写真をつけたり、
作物のちょっとした情報や調理方法などを書いた
手紙などが付加価値になることもあるでしょう。

もしくは「マグロの解体ショー」など、
加工する過程自体をエンタメにする方法もあります。


同様に、エンジニアも加工(ものづくり)だけでなく、
3次産業の販売までも取り込んで、
付加価値を取りに行かなければなりません。

もう、エンジニアといえども、営業や広報などから
逃げることは許されないのですね。


こんな話を聞いて頭が痛くなる人もいるでしょう。
「オレは人付き合いがイヤだからエンジニアになったのに」

でも、救いはあります。
営業や広報にしても、人間関係だけの世界ではありません。

例えば、市場を分析する、宣伝コピーを書く、といった
職人的な仕事もそこには確かにあるのです。


人の心は科学ではわからない、といいますが、
大衆の心というものは、ある程度科学的な手法で
分析することができるものです。

そんな手法を身につけることが、
これからのエンジニアに求められるのでしょう。


それができてしまえば、エンジニアは
ものづくりを知っているからこそ伝えられること、
という武器を持つことになります。

そうして、再びエンジニアが輝ける世界が
やってくることでしょう。

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